研究課題/領域番号 |
19560726
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
材料加工・処理
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
磯西 和夫 滋賀大学, 教育学部, 教授 (50223061)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2009年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
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キーワード | 超硬 / メカニカルアロイング / その場生成 / 真空ホットプレス / 硬さ試験 / 曲げ試験 / 高温曲げ試験 / 破壊じん性 / 材料加工・処理 / 超微細WC / 超硬合金 / 固相焼結 / WC / FeAl / 曲げ強さ / 高温強度 / メカニカルアロイグ |
研究概要 |
素粉末を出発材料として、MA法と真空ホットプレスを用いてWC超硬合金のその場生成について検討した。目的とするWCとバインダ相を焼結時に生成させる。バインダ相として従来からのCoについて検討し、さらに耐熱性の向上を目的としたバインダ、FeAlおよびFe_3AlCを有する超硬合金の可能性について検討した。WC-Co合金は市販材と比較して微細なWCが分散し、優れた硬さ、室温および高温特性を示した。FeAlとFe_3AlCをWCと共に生成させるために、化学両論組成のWCとバインダが生成するように原料粉末を配合し合金を作製したが、Fe_3W_3C相およびα-Fe相が生成した。Al添加量の不足が原因と考えられる。得られた焼結体の機械的性質(破壊じん性、室温・高温強度)は合金を構成する相と密接に関連していた。さらなる検討の結果、Al量の調整によりFeAlをバインダーとして含む超硬合金を作製することができ、今後の展望を示すことができた。
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