研究課題/領域番号 |
19570025
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生態・環境
|
研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
坂田 剛 北里大学, 一般教育部, 助教 (60205747)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2007年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | ルビスコ / 高標高 / 低大気圧 / 光合成 / 葉内拡散コンダクタンス / 個葉光合成の最適温度調節 / イタドリ |
研究概要 |
1:大気圧の低下、葉内のCO_2拡散コンダクタンスの低下、葉内の活性化しているルビスコ量の増大により、個葉光合成の最適温度は低下することがシミュレーション解析によって明らかになった。2:高山の低温環境に生育するイタドリ個体群と低地の高温環境に生育するイタドリ個体群を比較した結果、ルビスコの酵素化学的性質の温度依存性には違いが見られなかった。3:個葉光合成の最適温度は低温個体群で約5℃低く、この最適温度調節に活性化したルビスコの量が主に関わっていることが示された。4:葉内拡散コンダクタンスに、両個体群間で顕著な違いは見られなかったが、いずれも高温時に増加する傾向が示唆された。
|