研究課題/領域番号 |
19570071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
藤 義博 九州大学, 大学院・理学研究院, 名誉教授 (60037265)
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研究分担者 |
岡田 二郎 長崎大学, 環境科学部, 准教授 (10284481)
山脇 兆史 九州大学, 大学院・理学研究院, 助教 (80325498)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 昆虫 / 視覚 / 距離感受性 / 神経生理学 / 神経解剖学 / 複眼 / ハンミョウ / スズメガ / カマキリ / 捕獲行動 / 幾何光学 |
研究概要 |
本研究は昆虫を対象として、視覚的に距離を推測する仕組みを調べた。ハンミョウ幼虫の単眼視覚系では、距離に特異的に応答するニューロンを生理学的、形態学的に同定した。さらに, 光学的方法で遠近識別の仕組みを調べ、新しい距離計測の仕組みを提唱した。ハンミョウ成虫の複眼視覚系では、俯角による距離識別の仕組みを提唱し、これを定性的に検証した。カマキリの複眼視覚系では、ニューロン構築を調べ距離特異的応答を記録した。スズメガ科のホシホウジャクでは、解像度が低いとされる重複像眼が距離検出に不可欠な高分解能を獲得する仕組みを形態学的に調べた。
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