研究課題/領域番号 |
19570145
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | (財)東京都医学研究機構 |
研究代表者 |
高井 裕子 (ZHIYING You) 財団法人東京都医学研究機構, 東京都臨床医学総合研究所, 主任研究員 (90332270)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 酵素の作用機作と調節 / DNA複製 / MCMヘリカーゼ / Cdt1 / 複製フォーク / ATP結合活性 / ヘリカーゼとDNA結合活性 / Cdt1タンパク質 / MCM結合蛋白 / DnaB・DnaC複合体 |
研究概要 |
MCM複合体は複製フォークにおけるDNAヘリカーゼとして機能する。昨年度に、MCMのヘリカーゼ活性はCdt1と結合して複合体を形成しより強いヘリカーゼ活性を示すこと、さらにCdt1はATPに結合する可能性を見出した。本年度は、Cdt1配列上にATP結合タンパクとの相同配列を見出し、その保存配列の変異体を作製した。この変異体はin vitroでATP結合能をほぼ完全に消失していた。さらにこれと同じ変異がdrosophilaの発生異常の原因として同定されていることが明らかとなった。以上の事実はCdt1のATP結合は、その機能制御に重要な役割を果たすことを示す。
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