研究課題
基盤研究(C)
細胞運動は、我々の身体の至る所で見られ、それらは厳密にコントロールされており、一旦、異常が起こると、我々の身体に重篤な障害をもたらす。このように、細胞運動は、重要な生命現象であり、その仕組みが明らかになれば、病気の治療や解明といった様々な恩恵を我々は得ることができると期待される。近年の研究によって、細胞の移動の仕組みは明らかになりつつあるものの、移動の前段階である極性形成については、不明な点が多い。本研究では、この点に注目し、免疫細胞の一つである好中球の細胞に関与する分子を調べた。その結果、細胞内輸送に関与するGBF1が、好中球の細胞運動に極めて重要な役割を果たしていることが明らかとなった。
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