研究課題
基盤研究(C)
新規型DNAメチル基転移酵素であるDnmt3a およびDnmt3bのマウス成体組織における発現を解析した結果、小腸のcrypt細胞や、網膜の一部の神経細胞ならびに大脳の脳室周辺で産生され臭球へと移動する未分化な神経細胞の集団(RMS)や臭球内の顆粒細胞においてDnmt3aが特異的に発現されていることを明らかにした。これらの結果は成体組織に存在する幹細胞の分化過程においても新規型DNAメチル基転移酵素が重要な機能を有していること、またDnmt3aが未分化な神経細胞のマーカーとなる可能性を示す結果となった。
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