配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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研究概要 |
穂は通常に形成するが, そのほとんどの穎花が稔実しない雌性不稔系統イネを材料とした穂切除実験の結果, イネでは穂の有無にかかわらず, そのシンク機能が喪失した場合には, 栄養成長器官(登熟期前半は主に稈と葉鞘, 後半は遅発分げつ)が光合成産物のシンクとして機能することで, 物質生産は阻害されないことが明らかになった.この雌性不稔イネの水田栽培においては出穂後の窒素追肥により遅発分げつの発現・成長が促進され, 物質生産への寄与が確認されたが, バイオマス栽培利用に当たってはさらに検証が必要である.
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