配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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研究概要 |
ペチュニアの場合,青色光下では花成ならびに主茎伸長が強く誘導される一方,赤色光下ではいずれも抑制されることが判明した.主茎伸長については,ジベレリン合成系について赤色光下で抑制作用が働くことが示された.一方,花成が抑制される赤色光下でも外生サイトカイニンを与えた場合にペチュニアの開花を誘導することに成功した.また,ペチュニアのFT遺伝子クローニングを実施し,その候補遺伝子であるPhFTの全長解読に成功した.この遺伝子について,発現解析を行ったところ,光質と花成誘導に関する関連は確認できなかったが,その機能を解明するためにアラビドプシスの野生型およびFT欠損変異体への導入を試み成功し,花成誘導に関係する遺伝子であることを確認した.トマトについては,青色ならびに赤色LED下において栽培試験を行い,花成誘導への光質の影響を再評価した.その結果,ペチュニアとは逆に,青色光下において花成が抑制される一方,赤色光下において花成が促進されることが判明した.
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