研究課題
基盤研究(C)
新しい切り花花卉を開発することを視野に入れ,カンナ葉の収穫後の諸特性を明らかにした.収穫に伴って1分以内に葉面電位が低下し,茎の切断刺激が電気的に葉身に伝わって巻き込みや褐変障害を引き起こすと考えられた.また,障害発生は量子収率の低下を伴った.日中に老化葉を収穫すると激しく発生するが,若葉を日の出前に収穫するとほとんど発生しなかった.このような日の出前の若葉ではアスコルビン酸ペルオキシダーゼ等活性酸素消去能が高く,収穫後も維持された.
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