研究課題/領域番号 |
19580055
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
園田 昌司 岡山大学, 資源生物科学研究所, 准教授 (00325127)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2009年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2007年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | コナガ / 殺虫剤抵抗性 / ピレスロイド / ナトリウムチャネル / チトクロームP450 / 選択的スプライシング / 合成ピレスロイド |
研究概要 |
コナガの合成ピレスロイド剤抵抗性には主として解毒分解酵素活性の増大と標的部位の感受性の低下が関与している。コナガにおいて合成ピレスロイド剤の標的であるナトリウムチャネルのアミノ酸配列を解析したところ、3つのアミノ酸変異(L1014F、T929I、M918I)および2つのアミノ酸多型(A1101T、P1879S)が感受性の低下による抵抗性に関与していることが明らかとなった。また、T929I部位は2つの選択的エキソン(18aおよび18b)によってコードされ、18bを含む転写物は部位特異的な発現様式を示すことが明らかとなった。さらに、合成ピレスロイド剤抵抗性に関わる解毒分解酵素遺伝子(CYP6BG1)の発現とナトリウムチャネルのアミノ酸変異の関係を調べたところ、野外のコナガでは両抵抗性機構は独立して合成ピレスロイド剤抵抗性に関与していることが明らかとなった。
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