研究課題/領域番号 |
19580062
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用昆虫学
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研究機関 | 国立感染症研究所 |
研究代表者 |
冨田 隆史 国立感染症研究所, 昆虫医科学部, 室長 (20180169)
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研究分担者 |
葛西 真治 国立感染症研究所, 昆虫医科学部, 主任研究官 (80332360)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2007年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 殺虫剤抵抗性 / シトクロムP450 / 遺伝子過剰発現 / 遺伝子重複 / シス作用性調節変異 / ネッタイイエカ / ピレスロイド / シトクロムP450モノオキゲナーゼ / DNA増幅 / 殺虫剤解毒機構 / アカイエカ種群蚊 / シトウロムP450モノオキゲナーゼ |
研究概要 |
ピレスロイド抵抗性のネッタイイエカJPal-per系統では,シトクロムP450遺伝子Cyp9m10が感受性蚊に比べ260倍過剰発現していた。本系統のCyp9m10構造遺伝子座では,その0.2kb上流域にMITE様トランスポゾンが挿入され,転写開始点を含む上流の1.1kbを一方の端点とする約100kb長を増幅単位とする遺伝子重複が生じていた。Cyp9m10の過剰発現はシス作用性遺伝的変異によりもたらされたこと,さらに,倍化したCyp9m10のハプロタイプはピレスロイド抵抗性に強く連鎖することを戻し交配実験により明らかにした。
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