研究課題/領域番号 |
19580166
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
林学・森林工学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
前原 忠 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助教 (10251422)
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研究分担者 |
鎌田 直人 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (90303255)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 遅れのない密度依存性 / 大発生 / ブナアオシャチホコ / クロカタビロオサムシ / 越冬中の捕食 / 大発生の終息 / 生活史形質 / ブナ林 / 捕食性天敵 |
研究概要 |
一般的に被食者密度に依存して捕食者密度の増減が生じ,その捕食者の個体群動態には遅れを伴う.しかし,青森県八甲田山系において約10年に一度大発生するブナアオシャチホコ(年1化)とその捕食性天敵であるクロカタビロオサムシ(年1化)の個体群動態は遅れを伴っていない.本研究の結果,遅れを伴わないのは大発生後のクロカタビロオサムシの越冬期における生存率がわずか4.5%と低いこと,越冬期を生存した個体も分散してしまうと考えられること,が明らかとなった.
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