研究課題/領域番号 |
19580214
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
水産学一般
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
立原 一憲 琉球大学, 理学部, 准教授 (70264471)
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連携研究者 |
前田 健 琉球大学, 理工学研究科, 非常勤講師 (20572829)
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研究協力者 |
近藤 正 琉球大学, 大学院・理工学研究科, 博士課程
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 琉球列島 / 両側回遊魚 / 地球温暖化 / 分布北上 / 黒潮 / 分布の北上 / 浮遊期 / 仔稚魚 / 生活史戦略 / ハゼ亜目 / 両側回遊 / 分散戦略 / 汽水域 / 遡上 / 生活史 / 分散能力 / 沖縄 |
研究概要 |
琉球列島における両側回遊型魚類の生活史を解析した結果、その生活史は大きく非分散型と分散型に区分され、後者には地球の温暖化に伴う冬期の水温上昇により、分布を北上させている種がいることが明らかとなった。また従来、仔魚の分散のみが確認されていた種の一部には、沖縄島で越冬し、成長・産卵しているものが確認された。さらに、これまで個体数の少ない希少種であったものの中には、出現頻度が増加しつつある種がいることが明らかとなった。 An analysis of the life histories of amphidromous fishes in Ryukyu Islands revealed that their life history strategies were roughly divided into two types。 The first was an undispersed type and the second was a dispersed type。 Some of the dispersed type fishes were found moving north of their distribution area and were located near Okinawa Island during the winter。 This phenomenon was thought to be mainly caused by the increase in water temperature during winter as a result of global warming.
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