研究課題/領域番号 |
19580310
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
畜産学・草地学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
村井 篤嗣 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 准教授 (10313975)
|
連携研究者 |
堀尾 文彦 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (20165591)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
|
キーワード | 畜産物利用 / 卵 / 抗体 / IgY / ニワトリ / ウズラ / 卵胞 / デザイナーエッグ / 卵黄 / 畜産学 / 鳥類 |
研究概要 |
抗体は免疫機能を司る重要な機能性タンパク質である。本研究では、鳥類卵胞(卵黄形成の実質器官)へ抗体が輸送される現象に着目し、各種抗体の輸送特性と効率的に卵黄へ輸送されるために必要な抗体の構造条件を調査した。また、卵胞における抗体受容体の探索を試みた。その結果、卵黄へは選択的かつ効率的に鳥類特有の抗体「IgY」が輸送され、さらに、IgYが効率的に輸送されるにはIgYを構成する定常領域が必要不可欠であることが明らかとなった。卵胞組織を構成する最も内層のペリビテリン膜と顆粒膜細胞層でIgYの結合シグナルが観察され、この部位に卵胞内へ効率的に抗体を輸送するための受容体が存在する可能性が示唆された。
|