研究課題/領域番号 |
19580346
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎獣医学・基礎畜産学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
中嶋 秀満 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (30405360)
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研究分担者 |
乾 隆 大阪府立大学, 生命環境科学研究科, 准教授 (80352912)
藤田 秋一 名古屋大学, 医学研究科, 准教授 (60282232)
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連携研究者 |
藤田 秋一 名古屋大学, 医学研究科, 准教授 (60282232)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 薬理 / 神経変性疾患 / パーキンソン病 / アミロイド様繊維 / 酸化ストレス / GAPDH / 凝集 / トランスジェニックマウス |
研究概要 |
本研究では、我々が新規に同定したGAPDHアミロイド様繊維の形成分子機構と神経変性疾患における病態生理学的意義について細胞および個体レベルで検討を行った。結果、アミロイド化機構として活性中心システイン間のジスルフィド結合とコンフォメーション変化が重要であることを明らかにした。また、種々のGAPDH変異体発現誘導細胞を神経細胞株(SH-SY5Y)にて樹立し、GAPDHアミロイド繊維形成が酸化ストレス性神経細胞死に関与することを明らかにした。更に、GAPDHトランスジェニックマウスを用いた神経変性疾患モデルを作製し、脳内GAPDHアミロイド様繊維形成と神経変性の程度が相関することを明らかにした。また、新たにGAPDHドミナントネガティブ変異体を発見し、本変異体を用いた神経変性疾患への治療応用の可能性を示唆した。
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