配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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研究概要 |
分子内アセタール化反応による二つのカルボニル基の識別を基盤とする効率的な核間位不斉第四級炭素構築法の開発と生理活性化合物の不斉合成への応用を目的として研究を行った. 側鎖上のオレフィンに対する不斉ジヒドロキシル化反応は, 中程度の光学純度で生成物を得るに留まった. しかし, 予め不斉炭素を持つ側鎖を1, 3-cyclohexanedioneに導入する手法を開発することができ, 大量かつ光学的に純粋な化合物を得る方法を確立することができた. 一方, 本手法を鍵反応として, 四環性天然物であるcepharamineの全合成研究の検討を行い, cepharamineの三つの環に相当する化合物の合成に成功した.
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