研究課題/領域番号 |
19590010
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化学系薬学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
西野 貴司 北里大学, 薬学部, 講師 (50180625)
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研究分担者 |
梶 英輔 北里大学, 名誉教授 (60050598)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 糖鎖 / アリールボロン酸 / 分子認識 / グリコシル化 / 無保護 / 位置選択性 / 合成化学 |
研究概要 |
糖鎖を構築するうえで最大の問題となるのは、分子内に存在する複数の水酸基を識別し、いかに望みの水酸基とのみグリコシド結合を形成させるかという位置選択性の問題である。通常では、水酸基に保護基をあらかじめ導入した後にグリコシル化反応を行うという間接的方法がとられている。しかしこれでは糖水酸基の保護基の着脱に多段階の工程を必要とし、「糖を繋げる」という技術をより複雑で困難なものとしている。芳香族ボロン酸が2つの水酸基を認識する性質を利用し、あらかじめ遊離糖を芳香族ボロン酸で処理した後、精製することなく、直接グリコシル化反応を行うことで、様々な二糖をワンポットで合成する方法を確立した。
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