研究課題/領域番号 |
19590144
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
木村 聰城郎 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 教授 (10025710)
|
研究分担者 |
桧垣 和孝 (檜垣 和孝) 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 准教授 (60284080)
大河原 賢一 岡山大学, 大学院・医歯薬学総合研究科, 助教 (30291470)
川井 恵一 金沢大学, 医学部, 教授 (30204663)
|
連携研究者 |
川井 恵一 金沢大学, 医学部, 教授 (30204663)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2008
|
研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
|
キーワード | 薬物動態 / 代謝学 / 消化管吸収 / P-glycoprotein / Cytochrome P450 3A / PEPT1 / 経口吸収 / 初回通過効果 / 難水溶性薬物 / 胃排出 / 小腸内移行性 / in vivo溶解挙動 |
研究概要 |
経口投与後の薬物に対する初回通過効果におけるP-gp 及びCYP3Aの寄与について、quinidineをモデル薬物として検討した結果、P-gp、CYP3A活性の強さに関わらず、quinidineの小腸からの吸収クリアランスはほぼ一定であること、一方で、肝抽出率、小腸抽出率は、testosteroneの肝、小腸代謝固有クリアランスとそれぞれ良好に相関することが明らかとなった。難溶解性薬物griseofulvinの経口吸収挙動の大きな個体差は、小腸内移行速度の個体差に依存したin vivo溶解挙動の個体差によるものと考えられた。更に、輸送担体を介して吸収される薬物の吸収挙動の予測を目的とし、オリゴペプチドの輸送系であるPEPT1を対象とし、その代表的な基質であるcephalexinの吸収について検討し、cephalexinの吸収挙動を良好に描写することに成功したほか、cephalexinの吸収に対するPEPT1、受動拡散の寄与を定量的に評価することに成功した。
|