研究課題/領域番号 |
19590154
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 青森大学 |
研究代表者 |
櫻井 栄一 青森大学, 薬学部, 教授 (80167428)
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研究分担者 |
櫻井 映子 東北大学, 医学部, 助教 (90153949)
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連携研究者 |
櫻井 映子 東北大学, 医学部, 准教授 (90153949)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | ドラッグデリバリー / 血液脳関門 / 薬物代謝酵素 / 抗うつ薬 / 即効性 / 即効性:安全 / 代謝酵素の誘導 / うつ病モデルラット / 即効性:安全性 / 肝細胞 / N-酸化 |
研究概要 |
血液脳関門は従来から知られているトランスポーターによる脳への輸送系を制御するだけでなく、シトクロームP-450(CYP)やフラビン含有モノオミシゲナーゼ(FMO)などの薬物代謝酵素による酵素的制御機構も備えていることがわかった。また、この血液脳関門における薬物代謝機構は肝細胞に匹敵する予想をはるかに超えた能力が備わっている可能性が強く示唆された。さらに、抗うつ薬の連続投与により血液脳関門に存在する薬物代謝酵素が誘導されることから、抗うつ薬の血液脳関門での薬物代謝の回避が、抗うつ薬の遅効性の改善につながり、うつ病に対する新たな薬物療法を生み出す可能性が期待できるものと考える。
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