研究課題/領域番号 |
19590159
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療系薬学
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研究機関 | 昭和薬科大学 |
研究代表者 |
渡辺 善照 昭和薬科大学, 薬学部, 教授 (70175131)
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研究分担者 |
藤井 まき子 昭和薬科大学, 薬学部, 准教授 (50199296)
小泉 直也 昭和薬科大学, 薬学部, 助教 (80433845)
近藤 昌夫 大阪大学, 薬学研究科, 准教授 (50309697)
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連携研究者 |
近藤 昌夫 大阪大学大学院, 薬学研究科, 准教授 (50309697)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 生体膜透過性 / タイトジャンクション / タイトジャンクション構成分子 / 生体機能利用 / 生体膜透過促進物質 / 薬物吸収促進作用 / 遺伝子導入用アデノウイルスベクター / 薬学 / 薬理学 / 生理学 / 生理活性 / 生理活学 |
研究概要 |
本研究では、特に薬物透過障壁として多くの問題が残されている吸収過程に焦点を合わせ、より安全で有効な薬物療法につなぐために生体膜透過性の向上あるは制御法を科学的に構築することを検討した。消化管上皮細胞層における透過性調節の重要ポイントとなる間隙(タイトジャンクション)を構成するタンパク質claudinに選択的に作用する物質のC-CPEについて、吸収促進作用を示す活性ドメインを見出すことができた。野生型及び変異型C-CPEを用いて吸収促進作用の分子メカニズムを検討した結果、C-CPE作用時に小腸粘膜上皮細胞における変動遺伝子を解析できた。詳細は現在検討中である。消化管上皮モデル細胞(Caco-2細胞)への遺伝子導入をadenovirus vectorを用いて効率よく出来ることを明らかにできた。これらの基盤研究の成果は、薬物治療において適正な効果を得るための薬物透過促進方法の構築に有用な情報を与えるものである。
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