研究課題/領域番号 |
19590180
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
解剖学一般(含組織学・発生学)
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
芝田 高志 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (70222031)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 鼓室(中耳) / ヒト胎児 / 間葉 / 腔(pouch, 嚢) / 個体発生 / マイクロCT / 超高解像度CT / ボリウムレンダリング / 腔(pouch,嚢 / 皷室 / 中耳 / 腔(pouch)(嚢) / マイクロCT(μ-CT) |
研究概要 |
成人の中耳は、鼓膜の振動を内耳に伝える耳小骨や神経、血管を除けば空洞(腔)である。ところが、胎児期初期では中胚葉由来の間葉で完全に満たされており、成長と共に間葉が消滅し腔が形成される。従来、この腔は一方的に耳管から内胚葉由来の嚢(袋)が侵入することで形成されると説明されてきた[1-2]。鼓膜が内・中・外胚葉の3層構造を呈するのもそのためと考えられている[3]。しかし、本研究では、耳管のみならず鼓膜側からも腔ができ始め、両者が合流して中耳腔が形成されることを、高解像度のCTにより明らかにした。
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