研究課題/領域番号 |
19590233
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境生理学(含体力医学・栄養生理学)
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
岩崎 賢一 日本大学, 医学部, 教授 (80287630)
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研究分担者 |
青木 健 日本大学, 医学部, 助教授 (60332938)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 脳循環自動調節機能 / 動脈圧受容器反射 / 中心循環 / 末梢循環 / 調節機能 / 環境生理学 / 低酸素 / 中心循環自動調節機能 / 末梢循環調節機能 |
研究概要 |
酸素濃度が低い環境にヒトが長時間曝露された場合、脳や体の循環調節の機能が、どのように変化するのか検討した。低酸素テント内で酸素濃度を、飛行中の航空機内や2400m~2600mの高地に相当する程度に下げ、約5時間の曝露実験を健康な成人に行い、脳の血流速度や、心電図、血圧などを記録した。その結果、曝露2時間後より呼吸量が増加し血液の二酸化炭素濃度が低下、その影響で脳の血流速度も低下した。また、脳の血流は、曝露直後から変動が増加し、これを調節する能力の指標も悪化した。この結果は、この程度の酸素濃度の環境においても、脳の血流量が低下した上、調節力も悪化し、脳への酸素供給が不安定になる可能性を示している。
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