研究課題/領域番号 |
19590244
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
薬理学一般
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研究機関 | 浜松医科大学 |
研究代表者 |
竹内 和彦 浜松医科大学, 医学部, 准教授 (00419425)
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研究分担者 |
渡邉 裕司 浜松医科大学, 医学部・臨床薬理学, 教授 (50262803)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 循環 / 虚血性脳卒中 / 血管内皮 / 内皮依存性血管拡張因子 / NO / プロスタグランジンI2 / カルシウム / 遊離脂肪酸 |
研究概要 |
主なヒト血中遊離脂肪酸中、ω6多価不飽和脂肪酸であるアラキドン酸とリノール酸は、血管内皮細胞内カルシウム応答の抑制を介して内皮依存性血管拡張因子(プロスタグランジンI_2及びNO)の産生を低下させた。しかし、他の遊離脂肪酸には、このような抑制効果はみられなかった。アラキドン酸による血管内皮機能抑制作用がアラキドン酸-20-HETE(脳血管攣縮への関与が報告されている)経路を介したものであるかを検討したが、有意な結果は得られなかった。これらの結果は、脳心血管イベントをはじめとする血管機能障害と遊離脂肪酸との関連を考える際に、遊離脂肪酸のプロファイルが重要であることが明らかとなった。
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