研究課題/領域番号 |
19590289
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医化学一般
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
萬野 純恵 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (10101205)
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研究分担者 |
高桑 雄一 東京女子医科大学, 医学部, 教授 (40113740)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2007年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 赤血球 / スペクトリン / 変形能(膜伸展性) / 糖化 / リボース / ペントシジン / 寿命 / ATP |
研究概要 |
赤血球には「核」が無い。したがって「アポトーシス」は起こらない。しかし、寿命はほぼ正確に120日に定められている。何が赤血球の寿命を規定しているのだろうか?様々な要因が想定されるが、いづれにせよ赤血球は日数を重ねるとともに変形能が低下し脾洞内皮細胞の間隙を通過できなくなり、マクロファージに貪食されることで寿命を全うする。したがって、赤血球の寿命を規定する要因は時間依存性に変形能を低下させる変化であるに違いないとの考えの基に、赤血球変形能の維持を担う膜骨格蛋白質スペクトリンの時間依存的、非可逆的な糖化修飾が赤血球寿命を定めているとの独自の仮説を検証したところ、この仕組みに、生存に必須のATPの関与の重要性を認めた。
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