研究課題
基盤研究(C)
今回新たに作成した小腸刷子縁膜に局在するCa非依存性ホスホリパーゼB/リパーゼ(PLB/LIP)欠損マウス(mPLB-/-)を用いて同酵素の機能解析をした。経口脂質負荷試験では野生型とmPLB-/-で体重・血清脂質値などに差がなかった。回腸Ca^<2+>依存性ホスホリパーゼA2活性が代償的に増加していたことから、PLB/LIPの脂質消化機能を代償する酵素が働いていることが示唆された。最初に作成したmPLB+/-で見られた分化異常はベクター由来のプロモータの影響と考えられた。中性脂質、中性スフィンゴ脂質、リン脂質にわたる自動化脂質一斉分析システムの測定可能脂質クラス範囲を、小腸に多い中性・酸性糖脂質を含む高極性脂質まで拡張できた。
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