研究課題/領域番号 |
19590314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態医化学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
秋山 伸一 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (60117413)
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研究分担者 |
車 暁芳 鹿児島大学, 大学院・医歯学総合研究科, 助教 (10437973)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | MVP / Vault / LRP / osmotic stress / PI3K / Akt / 高浸透圧 / ARK / PTEN / アポトーシス / P38 / ストレス |
研究概要 |
Vaultは、細胞内で一番大きなリボ核蛋白体であるが、その生理機能は現在まで不明である。今回の研究で、大腸癌細胞に高浸透圧ストレスを加えると、MVPの発現が亢進すること、MVPが発現した細胞は、高浸透圧に対して耐性になることを見出した。 MVP の発現は、腎臓や腸管などの恒常的に浸透圧変化の大きい組織において認められている。腎臓の腎髄質細胞は、高濃度のNaClにさらされ、500mM以上の塩濃度になることもある。高い塩濃度はアポトーシスを誘導するが、細胞はvaultの発現を亢進することにより、高浸透圧によって誘導されるアポトーシスを回避している可能性がある。
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