研究課題
基盤研究(C)
Chk1は、DNA複製/障害チェックポイントの際にATRによってそのセリン317およびセリン345がリン酸化されて活性化される。今回、我々は、チェックポイント反応の際、Chk1のセリン286およびセリン301がサイクリン依存性キナ-ゼ2(Cdk2)によってリン酸化させることを明らかにした。また、Cdk2依存性のリン酸化反応とATR依存性のリン酸化反応は、Chk1の同一分子上で引き起こされるが、これらの2つの反応の間に強い依存性は認められなかった。以上の結果は、Chk1の機能制御は、多くの部位のリン酸化反応を介して制御されていることを示唆している。
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