研究課題/領域番号 |
19590364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
三上 哲夫 北里大学, 医学部, 准教授 (90286352)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 潰瘍性大腸炎 / 大腸癌 / β-catenin / laminin5γ2 / sialyl LewisX / 細胞接着因子 |
研究概要 |
潰瘍性大腸炎(UC)長期罹患例には癌が高率に発生する。このUC関連癌では浸潤部で低分化に変化する傾向があり、浸潤部における細胞接着因子、基底膜の分解、糖鎖抗原などについて免疫組織化学的に検討した。その結果、UC関連癌では通常の大腸癌と比べて、基底膜の分解、悪性を示唆する糖鎖抗原の発現とも低いことが示された。今回の結果からは、UC関連癌はsporadic型大腸癌よりも悪性度が高いとは言えず、同程度の浸潤能を示すものと考えられた。
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