研究課題/領域番号 |
19590368
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人体病理学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
石川 由起雄 東邦大学, 医学部, 准教授 (30276894)
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研究分担者 |
石井 寿晴 (石井 壽晴) 東邦大学, 医学部, 教授 (30101893)
伊藤 金次 東邦大学, 医学部, 准教授 (40057758)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | リンパ管 / 脈管侵襲 / 胃癌 / 結腸癌 / LYVE-1抗体 / 接着因子 / MMP |
研究概要 |
胃癌・結腸癌において、間質浸潤及び脈管侵襲に関与する蛋白の癌細胞発現を検討し、さらに血管とリンパ管の内皮細胞に特異的なマーカー(vWF抗体及びLYVE-1抗体)を用いて、客観的に脈管識別を行った上でリンパ管侵襲とリンパ節転移の関連を組織学的に解析した。胃癌では、癌先進部におけるclaudin-3, claudin-4, β-catenin, MMP-1, MMP-2の発現の内、MMP-1発現程度のみがリンパ節転移と有意な関連を示し、癌細胞の接着因子よりも間質浸潤能が脈管侵襲や転移に強く関与していることが示唆された。また、結腸癌では、癌先進部の腫瘍型の性状が、リンパ節転移に強く関わっていた。
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