研究課題/領域番号 |
19590436
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
寄生虫学(含衛生動物学)
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
奈良 武司 順天堂大学, 医学部, 准教授 (40276473)
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研究協力者 |
鈴木 重雄 順天堂大学, 医学部, 技術員
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | トリパノソーマ / 遺伝的多様性 / 1塩基置換(SNPs) / 遺伝子重複 / ピリミジン生合成酵素 |
研究概要 |
シャーガス病の病原体Trypanosoma cruziは無性分裂を行なう2倍性の寄生原虫で、遺伝学的に6系統に分類される。T. cruziにおける遺伝的多様性創出機構を解明することを目的として、T. cruzi のdihydroorotate dehydrogenase(DHOD)遺伝子のコピー数および1塩基置換をT. cruzi分離株間で比較した。DHOD遺伝子は調べた分離株全てで4コピー存在し、系統IibではDHOD遺伝子の多型度は分離株間よりも同一個体内に存在する遺伝子コピー間での遺伝的多型度が大きかった。従来T. cruziでは、有性生物に見られるように個体内での遺伝的多様度が極めて小さいと報告されていたが、本研究で初めて無性生物に特有の進化学的特徴を明らかにした。
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