研究課題/領域番号 |
19590519
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
林 俊治 自治医科大学, 医学部, 講師 (40260765)
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研究分担者 |
平井 義一 自治医科大学, 医学部, 教授 (00127581)
森澤 雄司 自治医科大学, 医学部, 准教授 (70302685)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 病院管理学 / セレウス菌 / 血流感染 / アウトブレイク / リネン汚染 / 洗濯機汚染 / 細菌芽胞 / 消毒薬耐性 / 輸液ルート管理 / 院内感染 / アルコール耐性 |
研究概要 |
2006 年の夏に自治医科大学附属病院で発生したセレウス菌による血流感染症アウトブレイクの解析を行ったところ、リネンタオルおよびシーツの高度セレウス菌汚染がこの事例の重要な要因であったことが判明した。具体的には、タオルを汚染していた菌が医療従事者の手指を介して輸液に混入し、輸液の中で増殖した菌が患者の血液に入ることにより、今回のアウトブレイクが発生したと考えられる。この解析結果に基づき、リネンおよび医療従事者の手指からのセレウス菌の除去、輸液の安全管理の徹底などの対策を行ったところ、セレウス菌による血流感染症の発生は終息した。
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