研究課題/領域番号 |
19590541
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
植田 真一郎 琉球大学, 大学院・医学研究科, 教授 (80285105)
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研究分担者 |
大屋 祐輔 琉球大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (30240964)
安 隆則 琉球大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (40265278)
浦田 秀則 福岡大学, 医学部, 教授 (30289524)
松岡 秀洋 久留米大学, 医学部, 准教授 (80248393)
山川 研 琉球大学, 大学院・医学研究科, 助教 (00363664)
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連携研究者 |
大屋 祐輔 琉球大学, 大学院・医学研究科, 教授 (30240964)
安 隆則 琉球大学, 大学院・医学研究科, 准教授 (40265278)
浦田 秀則 福岡大学, 筑紫病院, 教授 (30289524)
松岡 秀洋 久留米大学, 医学部, 准教授 (80248393)
山川 研 琉球大学, 大学院・医学研究科, 助教 (00363664)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 心血管薬 / 薬効評価システム / サロゲートマーカー / レニンアンジオテンシン系 / ヒト内皮機能 / 代替エンドポイント / FMD / アディポネクチン / 血管内皮機能 / インスリン感受性 |
研究概要 |
1.今後の観察研究や臨床研究での使用を念頭に、動脈硬化の指標として用いられているバイオマーカー、Flow mediated vasodilatationによるヒト血管内皮機能評価の方法の標準化、脈波速度による大動脈stiffnessの測定法の比較など方法論的な視点から検討を行った。 2.グルコースクランプ法で求めたインスリン感受性とアディポネクチンなどの血中代謝マーカーの関連を検討した。 3.腹部肥満を想定した遊離脂肪酸負荷の白血球アンジオテンシンII産生能、ヒト血管内皮機能、インスリン感受性、酸化ストレス、白血球活性化を評価できるヒト実験系を確立した。これらの実験系においてアンジオテンシンII受容体拮抗薬、ACE阻害薬、Ca拮抗薬、抗血小板薬の薬効評価を実施した。遊離脂肪酸上昇は一部白血球アンジオテンシンII産生増加を介して血管内皮機能障害、インスリン抵抗性、酸化ストレス亢進、白血球活性化などの微小循環障害を引きおこすことが明らかになり、これらを指標にした抗動脈硬化薬の評価に有用である可能性が示唆された。白血球アンジオテンシンIIの産生能も肥満などのバイオマーカーとなり得る可能性がある。
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