研究課題/領域番号 |
19590559
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態検査学
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研究機関 | 姫路獨協大学 (2008) 神戸大学 (2007) |
研究代表者 |
西郷 勝康 姫路獨協大学, 薬学部, 教授 (20304107)
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研究分担者 |
橋本 誠 神戸大学, 医学部付属病院, 主任技師 (40379433)
炬口 真理子 姫路獨協大学, 薬学部, 講師 (10379430)
熊谷 俊一 神戸大学, 大学院・医学研究科, 教授 (00153346)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 臨床検査医学 / 幼若血小板 / 自動計測法 / 血小板輸血 / 骨髄異形成症候群 / 染色体 / トロンボポエチ / 血小板マイクロパーティクル / 酸化ストレス |
研究概要 |
研究成果の概要 : 幼若血小板(網血小板、IPF)を自動計測により経時的に測定することにより、化学療法後の血小板回復が推測可能か否かを検討した。化学療法症例での観察では、血小板数が20,000/μL以下に減少してもIPF が10%を越えると2.2日(95%CI1.4-3.0)で血小板は30,000/μL以上に回復することが示された。しかしながら造血幹細胞移植を併用した超大量化学療法後への応用についてはさらに検討を要すると考えられた。また骨髄異形成症候群でのIPF 観察では、血小板が4万/μL以上存在しながら、IPFが10%以上の高値を示す6例中5例で染色体異常を示すこと、また血小板数が少なくIPFが大きい群の6例では、3例に臨床的な改善が得られた。IPFは血小板輸血のタイミングのみならず、MDSの予後予測にも有用である可能性が示唆された。
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