研究課題/領域番号 |
19590584
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
平林 公男 信州大学, 繊維学部, 教授 (20222250)
|
研究分担者 |
山本 雅道 信州大学, 山岳科学総合研究所, 助教 (40143995)
風間 ふたば 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (00115320)
|
研究期間 (年度) |
2007 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | 超音波 / 害虫防除 / ユスリカ類 / 下水処理排水 / 物理的防除 / 生物的防除 / 防除 / 生物防除 / 物理防除 / 高度処理水 / ユスリカ幼虫 / 電気刺激 / 死亡率 / 水環境 / 衛生 |
研究概要 |
下水高度処理水貯槽内において、大量発生するユスリカ類の防除法確立のために、様々な条件で超音波刺激をユスリカ類(幼虫、蛹、卵塊)に与え、その死亡率を検討した。その結果、28KHzと45KHzでは、15秒で50%以上が死亡し、45秒、90秒で90%以上が死亡した。100KHzでは、どの刺激時間においても、3-9%の死亡率であり、有意な差が認められなかった。最も効果的な組み合わせは、周波数が28KHzで刺激時間が30秒以上であった。また、同じ条件で超音波刺激を与えた場合、ユスリカの蛹が最も死亡率が高く、次いで4齢幼虫であった。最も死亡率が低かったものは卵塊であり、数%であった。卵塊については、孵化させた後、プランクトニックな若齢幼虫となっていれば、魚類による捕食が効率よく行われ、生物的な防除が有効であることが示唆された。
|