研究課題/領域番号 |
19590585
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
平工 雄介 三重大学, 大学院・医学系研究科, 講師 (30324510)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2008年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 繊維 / 粒子状物質 / アスベスト / リスク評価 / 発がん / 慢性炎症 / 活性酸素 / 窒素種 / DNA 損傷 / 8-ニトログアニン / 繊維・粒子状物質 / 活性酸素・窒素種 / DNA損傷 |
研究概要 |
繊維・粒子状物質による発がんなどの呼吸器疾患には、慢性炎症が重要な役割を果たすと考えられる。8-ニトログアニンとは、炎症条件下で生成される変異誘発性DNA損傷塩基である。我々はアスベストを気管内投与したマウスの気道上皮で8-ニトログアニンが生成され、アスベストの発がん性の強さを反映するという注目すべき知見を得た。また感染・炎症関連発がん患者の臨床検体を用いた研究から、8-ニトログアニン生成は慢性炎症からがんの発生・進展に至る過程を反映し、発がんリスクを評価するバイオマーカーとして応用可能であることを明らかにした。
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