研究課題/領域番号 |
19590605
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 兵庫医療大学 (2008) 兵庫医科大学 (2007) |
研究代表者 |
大河原 知水 兵庫医療大学, 薬学部, 准教授 (50330452)
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研究分担者 |
是金 敦子 兵庫医療大学, 薬学部, 教授 (80461169)
藤原 範子 兵庫医科大学, 医学部, 講師 (10368532)
鈴木 敬一郎 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (70221322)
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連携研究者 |
藤原 範子 兵庫医科大学, 医学部, 准教授 (10368532)
鈴木 敬一郎 兵庫医科大学, 医学部, 教授 (70221322)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | EC-SOD / 酸化ストレス / 動脈硬化 / 生活習慣病 / 一酸化窒素 / 血管平滑筋 |
研究概要 |
EC-SODはヘパリンに対し親和性をもち、血管平滑筋に分布する抗酸化酵素である。EC-SODは血管を酸化ストレスから保護し、一酸化窒素の寿命を調節することで、血圧の調節に関与しており、EC-SODの機能、分布の異常と高血圧発症の係わりが注目される。本研究により、EC-SOD遺伝子の発現において複数の転写開始点が使われ、なおかつ翻訳レベルをネガティブに調節する領域が5'-UTR存在することが明らかとなった。また、リコンビナントマウスEC-SODを用いた実験で、N末端側のプロセッシングによりEC-SODがヘパリン親和性の高い8量体を形成することが明らかとなった。8量体EC-SODは血管壁に効率よく分布することが期待されることから、組織指向性の高い抗酸化酵素としてEC-SODを高血圧の治療、予防に応用する可能性が示された。
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