研究課題/領域番号 |
19590633
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公衆衛生学・健康科学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
有馬 久富 九州大学, 大学院・医学研究院, 助教 (20437784)
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研究分担者 |
清原 裕 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (80161602)
土井 康文 九州大学, 大学病院, 助教 (00419566)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 血圧 / 高血圧 / 脳卒中 / 虚血性心疾患 / 一般住民 / コホート研究 / 久山町研究 |
研究概要 |
1.福岡県久山町在住の一般住民を対象に生活習慣病予防健診を実施した。健診では、既往歴・家族歴の聴取、喫煙・飲酒習慣・身体活動度の調査、食事調査、身体計測、随時血圧測定、医師による診察、眼科検診、検尿、血計、血液生化学検査、心電図検査、胸写、骨密度測定などを行った。医師がすべての結果を説明し、適切な事後措置を実施した。 2.久山町住民の心血管病発症の有無に関する予後調査を継続して行った。 3.福岡県久山町の一般住民(40歳以上)を1961年から32年間追跡した成績より、未治療の高血圧と脳卒中発症との関連を検討し、国際高血圧学会で発表した。 4.福岡県久山町の一般住民(40歳以上)を1988年から14年間追跡した成績より、至適血圧(<120/80mmHg)に比べて正常血圧(120-139/80-85mmHg)から心血管病発症率が有意に上昇することを明らかにし、日本高血圧学会で発表した。 5.福岡県久山町の一般住民(40歳以上)を1988年から14年間追跡した成績より、高感度CRPと冠動脈疾患発症との関連を検討し、日本高血圧学会で発表し、Arteriosclerosis Thrombosis and Vascular Biolog誌に論文公表した。 6.福岡県久山町の一般住民(40歳以上)を1988年から14年間追跡した成績より、日本人における心血管病発症予測モデルを作成し、日本高血圧学会で発表した。 7.福岡県久山町の一般住民(40歳以上)における断面調査の成績より、心電図におけるQT間隔とPulse Wave Velosity (PWV)との関連を検討し、Hypertension Research誌に論文公表した。 8.国際共同研究であるINTERACT試験の成績より、脳出血急性期の積極的降圧療法が血腫増大を予防しうることを、国際高血圧学会で発表し、Lancet Neurology誌に論文公表した。 9.下降圧療法の脳卒中再発予防効果を明らかにした国際共同研究であるPROGRESS試験のサブ解析の結果をKidney International誌およびNeurology誌に論文公表した。
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