研究課題/領域番号 |
19590771
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
日浅 陽一 愛媛大学, 医学部附属病院, 講師 (70314961)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | C型肝炎ウイルス / インターフェロン / インターフェロン誘導遺伝子 / リバビリン末梢血リンパ球 / 内因性IFN-β / PKR / MxA / リバビリン / 末梢血リンパ球 / 複製モデル / 末梢血T細胞 / 2'5'-OAS |
研究概要 |
C型肝炎ウイルス(HCV)は慢性持続感染し、インターフェロン(IFN)、リバビリン(RBV)がその治療に用いられている。本研究ではHCV排除に関わる宿主細胞因子を、培養肝細胞によるHCV複製系、および患者末梢血リンパ球を用いて、肝細胞、免疫細胞の両面から検討した。その結果、IFNによるHCV排除に、IFN誘導遺伝子(ISG)とりわけPKRが重要な因子であることが同定された。またRBVは肝細胞内因性IFN-β誘導作用を有し、IFNによって誘導されたISGをさらに増強し、この作用はRBVの臨床的治療効果に合致するものと考えられた。さらにRBVのような内因性IFN-β誘導能を持つ新たな抗HCV薬は、IFNとの併用により相乗的な抗HCV効果を発揮する可能性があり、今後のHCVに対する創薬のヒントとなると考えられた。
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