研究課題/領域番号 |
19590774
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器内科学
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研究機関 | 高知大学 |
研究代表者 |
西森 功 高知大学, 教育研究部・医療学系, 准教授 (30237747)
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研究分担者 |
竹内 保 高知大学, 医学部, 准教授 (50226990)
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連携研究者 |
竹内 保 高知大学, 教育研究部・医療学系, 准教授 (50226990)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 癌細胞 / 炭酸脱水酵素 / 炭酸脱水酵素関連蛋白 / eukaryotic translation elongation factor alpha 1(EEF1A1) / Keratinocyte growth factor receptor(KGFR) / アポトーシス / 大腸がん / 消化管間葉系腫瘍 / EEF1A1 / KGFR / 大腸癌 / マイクロアレイ / 受容体型チロシンキナーゼ |
研究概要 |
炭酸脱水酵素-関連蛋白(CA-related protein, CA-RP)が癌細胞の進展を増強する分子メカニズムについて検討した。3種類のCA-RP(VIII, X, XI)はいずれも細胞質内、特に核周囲に多く存在していた。CA-RP VIIIはaminoacyl-tRNAをリボゾームに搬送するeukaryotic translation elongation factor alpha 1(EEF1A1)と細胞内で結合することが確認された。また、CA-RP VIIIおよびXIは上皮細胞の分化やアポトーシスを誘導するKeratinocyte growth factor receptor(KGFR)の発現を抑制していることが示された.以上より、CA-RPが癌細胞の増殖・浸潤能を増強する細胞内メカニズムとして、EEF1A1を介しKGFRなどの蛋白翻訳を抑制した結果、アポトーシスが低下する機序が想定された。
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