研究課題/領域番号 |
19590820
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
添木 武 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (60393211)
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研究分担者 |
寒川 賢治 国立循環器病センター, 研究所, 所長 (00112417)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2007年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 循環器・高血圧 / 生理活性 / 薬理学 / 心臓病 / ナトリウム利尿ペプチド / 心筋炎 / 治療 / 診断 |
研究概要 |
心筋炎に対するC型ナトリウム利尿ペプチド(CNP)の効果とメカニズムの解明を行った。ラットの自己免疫性心筋炎モデルを作製し、2週間CNPまたは5%ブドウ糖液(対照群)の持続静注を行った。CNP投与群において心臓のリモデリングが抑制され、心機能の改善等がみられた。CNP投与群は対照群に比べ左室の線維化が有意に抑制され炎症スコアも低下していた。さらに、CNP投与群の心筋では、自己免疫性心筋炎の発症・進展に関わるとされるヘルパーT細胞のTh1系サイトカイン/Th2系サイトカインのバランスが改善していた。これらのことから、自己免疫性心筋炎に対する心保護薬としてCNPが有用である可能性が示唆された。
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