研究課題
基盤研究(C)
まず第一に、特異性の高いキマーゼ阻害薬を使用し、新しいヒトキマーゼ依存性アンジオテンシンII(AII)産生能の測定法を確立した。この方法を用いて、人の末梢血検体を分析し、ヒトキマーゼAII産生能がヒトの循環単核球中に存在し、単球に多く、男性で高値であり、白血球数・CRP、HOMA指数・尿中微量アルブミン/クレアチニン比などと正相関することを見出した。すなわち、生活習慣病の病態で循環単核球中のキマーゼ活性が増加することを明らかにした。
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