研究課題/領域番号 |
19590854
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
飯島 勝矢 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (00334384)
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研究分担者 |
大池 裕美子 東京大学, 医学部・附属病院, 助教 (20359615)
大内 尉義 東京大学, 医学部・附属病院, 教授 (80168864)
小川 純人 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (20323579)
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連携研究者 |
秋下 雅弘 東京大学, 医学部・附属病院, 准教授 (00261975)
江頭 正人 東京大学, 医学部・附属病院, 講師 (80282630)
大田 秀隆 東京大学, 医学部・附属病院, 医員 (20431869)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 血管石灰化 / 高リン血症 / アポトーシス / Gas6-Axl / 細胞アポトーシス / Gas6-x1 / Gas6-Axl経路 |
研究概要 |
2年間の検討において、下記について明らかにした。 (1) 心血管石灰化におけるアディポサイトカインの役割の解明 TNF-αは高リン刺激による血管平滑筋細胞石灰化を促進し、その機序はリン刺激によりアポトーシスがTNF-αで増加し、Gas6-Axl survival pathway が抑制されることによる。(2)腎不全ラットモデルでの大動脈石灰化における新しい制御法・治療法の開発 大動脈におけるメンケベルグ型血管中膜石灰化モデル動物を作成した。水溶性スタチンおよびアンジオテンシンIIタイプ1 受容体阻害薬は大動脈石灰化を濃度依存的に抑制した。(3)腎機能と大動脈石灰化の相関および心血管イベント発症に関する臨床的検討 胸部X 線上の大動脈弓石灰化(AAC)の石灰化をグレード分類した。AAC グレードは、危険因子の重積により有意に増加した。(4)血管石灰化における性ホルモンの作用 高リン刺激による血管平滑筋細胞石灰化は女性ホルモン・男性ホルモン投与により濃度依存的に抑制され、アポトーシスも抑制された。
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