研究課題/領域番号 |
19590913
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
田坂 定智 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (70276244)
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研究分担者 |
山澤 稚子 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (50317137)
長谷川 直樹 慶應義塾大学, 医学部, 講師 (20198724)
斎藤 史武 (斉藤 史武) 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (30338040)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2007年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 低酸素反応性因子 / 急性呼吸不全 |
研究概要 |
低酸素環境に置かれた際に生体に生じるさまざまな変化をつかさどる分子である低酸素反応性因子(HIF-1)の機能およびHIF-1の阻害による治療応用の可能性につき研究を行った。ヒト血管内皮細胞および気道上皮細胞の培養系を用いて、炎症性刺激後にHIF-1の遺伝子発現が亢進することを確認した。また急性呼吸不全患者の気道上皮被覆液中でもHIF-1の高発現が見られた。次にRNA干渉を応用して、培養細胞のHIF-1発現の阻害を試みた。一部の実験ではHIF-1の発現をほぼ完全に阻害できたが、阻害効率が安定しなかった。また短干渉RNAをマウスの気道内に投与して、呼吸器系に選択的にHIF-1発現を阻害する実験を行ったが、結果のばらつきが大きく、一定の結論は導かれなかった。
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