研究課題/領域番号 |
19590975
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 旭川医科大学 |
研究代表者 |
相澤 仁志 旭川医科大学, 医学部, 講師 (10292103)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2007年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 筋萎縮性側索硬化症 / GluR2 / ADAR2 / RNA編集 |
研究概要 |
孤発性筋萎縮性側索硬化症(ALS)では運動ニューロンの編集型GluR2が部位特異的、疾患特異的に減少していること報告されている。編集型GluR2の低下は細胞内Caイオンの細胞内流入を引き起こすことから、ALSの運動ニューロン変性の病態に直接関与している可能性が高い。したがって編集型GluR2を増加させることはALSの治療法となりうると考えられる。編集型GluR2を増加させる方法としてはGluR2 Q/R部位のRNA編集酵素であるADAR2の活性を上昇させる薬剤を投与する、あるいはADAR2遺伝子の強制発現を行う方法がある。本年度、ADAR2活性が40-60%のTet-on HeLa細胞を用いADAR2活性の測定系を確立した。この培養細胞に薬剤を24時間暴露し、細胞を回収し、RNAを取り出す。RNAからcDNAを作製し酵素処理後、電気泳動した。泳動パターンからGluR2 Q/R部位の編集率を測定した。この系を用い薬剤スクリーニングを行い、ADAR2活性を上昇させる複数の抗うつ薬を確認することができ、これを報告した(Neurosci Res 64: 251, 2009)。本年度はさらに他の薬剤スクリーニングを行い、新たに抗てんかん薬、降圧薬の中でADAR2活性を上昇させる薬剤を発見した。その成果を日本神経学会総会で発表予定である。
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