研究課題/領域番号 |
19591018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
宮本 勝一 近畿大学, 医学部, 講師 (50388526)
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研究分担者 |
楠 進 近畿大学, 医学部, 教授 (90195438)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2007年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 神経内科 / 神経免疫 / 脳・神経 / 中枢神経 / 多発性硬化症 / 実験的自己免疫性脳脊髄炎 / 抗血小板薬 / 接着分子 |
研究概要 |
抗血小板薬であるCilostazolが多発性硬化症の動物モデルである実験的自己免疫性脳脊髄炎(EAE)の治療に有効であることを見出した。MOG誘導マウスEAEにCilostazol含有エサを継続投与するとEAE症状は有意に軽症化した。MOG反応性T細胞のrecall responseはCilostazol投与群では増殖反応やIFNγ産生が抑制され、血清中の可溶性接着分子であるICAM-1やp-selectinが有意に低下した。以上より、Cilostazolは自己反応性T細胞増殖や接着分子の発現を抑制することによりEAEに対する治療効果を有する。
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