膜型受容体Rykを介した骨代謝作用の解明と骨粗鬆症治療への応用開発

• 研究課題/領域番号: 19591081
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 内分泌学
• 研究機関: 九州大学
• 研究代表者: 大中 佳三 九州大学, 大学院・医学研究院, 講師 (30325518)
• 研究分担者: 高柳 涼一 九州大学, 大学院・医学研究院, 教授 (30154917)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2009年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2008年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2007年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
• キーワード: 骨芽細胞 / Wntシグナル / Ryk

研究概要

Wnt/LRP5系が骨形成を促進するシグナルとして重要な働きを担うことが知られている。本研究はWntの共役受容体として機能することが最近新たに報告された膜型タンパク質Ryk(receptor-related tyrosine kinase)について、Wntによる骨形成促進作用への関与とそのメカニズムを解明することをめざして、骨芽細胞培養系を用いて解析を行うとともに、閉経後女性を対象にWntシグナル関連遺伝子の一塩基多型と骨密度の関連の解析を行った。

研究成果

• [雑誌論文] Association of single nucleotide polymorphisms in secreted frizzled-related protein 1 gene with bone mineral density in Japanese women (2009)
  • 著者名/発表者名: Ohnaka K, Yamamoto K, Nakamura K, Adachi M, Kawate H, Kono S, Takayanagi R.
  • 雑誌名: Geriatr Gerontrol Int 9(3) ページ: 304-309
  • NAID: 10025638117
  • 査読あり
• [雑誌論文] 日本人の骨密度関連遺伝子の網羅的解析:福岡骨粗鬆症コホート研究 (2009)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三
  • 雑誌名: 日本老年医学会雑誌 46(2) ページ: 114-116
  • NAID: 10024963960
  • 査読あり
• [雑誌論文] アンドロゲン、エストロゲンと骨代謝マーカー (2009)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三、高柳涼一
  • 雑誌名: CLINICAL CALCIUM 19(8) ページ: 1118-1124
• [雑誌論文] Association of single nucleotide polymorphisms in secreted frizzled-related protein 1 gene with bone mineral density in Japanese women (2009)
  • 著者名/発表者名: Ohnaka K, et al
  • 雑誌名: Geriatr Gerontrol Int 9(3) ページ: 304-309
  • NAID: 10025638117
  • 査読あり
• [雑誌論文] アンドロゲン、エストロゲンと骨代謝マーカー (2009)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三, 高柳涼一
  • 雑誌名: CLINICAL CALCIUM 19(8) ページ: 1118-1124
• [雑誌論文] 閉経後のステロイド性骨粗鬆症に対するラロキシフェンとビスフォスフォネートの臨床効果比較 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高柳涼一、大中佳三
  • 雑誌名: Osteoporosis Japan 16(4) ページ: 298-301
• [雑誌論文] Adiponectin and colorectal adenomas : Self Defense Forces Health Study. (2008)
  • 著者名/発表者名: Fukumoto J, et al
  • 雑誌名: Cancer Sci 99 ページ: 781-786
  • 査読あり
• [雑誌論文] 閉経後のステロイド性骨粗鬆症に対するラロキシフェンとビスフォスフォネートの臨床効果の比較 (2008)
  • 著者名/発表者名: 高柳涼一, 大中佳三
  • 雑誌名: Osteoporosis Japan 16 ページ: 298-301
• [雑誌論文] Adiponectin and colorectal adenomas:Self Defense Forces Health Study (2008)
  • 著者名/発表者名: Fukumoto J
  • 雑誌名: Cancer Sci 99 ページ: 781-786
  • 査読あり
• [雑誌論文] ステロイド骨粗鬆症の予防と治療 (2007)
  • 著者名/発表者名: 大中 佳三
  • 雑誌名: 医学のあゆみ 221 ページ: 113-118
• [雑誌論文] Cyclooxygenase-2 inductuion by lysophosphatidylcholine in cultured ratvascular smooth muscle cells:involvement of the p38MAPK pathway (2007)
  • 著者名/発表者名: Yamakawa T
  • 雑誌名: Biomed Res 29 ページ: 1-8
  • 査読あり
• [学会発表] Wntシグナル関連遺伝子の一塩基多型(SNPs)と骨密度の相関解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三、河手久弥、高柳涼一
  • 学会等名: 第25回日本骨代謝学会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2008-10-29
• [学会発表] Wntシグナル関連遺伝子の一塩基多型(SNでPs)と骨密度の相関解析 (2008)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三, 他
  • 学会等名: 第25回日本骨代謝学会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2008-10-29
• [学会発表] 日本人の骨密度関連遺伝子の網羅的解析(高密度SNP):福岡骨粗鬆症コホート研究 (2008)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三
  • 学会等名: 第50回日本老年医学会学術総会-シンポジウム「骨粗鬆症と変形性関節症:研究と診療の最前線」-
  • 発表場所: 千葉
  • 年月日: 2008-06-21
• [学会発表] Glucocorticoid Enhances the Expression of a Wnt Antagonist, Secreted Frizzled-Related Protein 3, in Cultured Human Osteoblasts (2007)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三
  • 学会等名: American Society for Bone and Mineral Research 29th Annual Meeting. Working Group on Osteoporosis and Rheumatic Diseases : Glucocorticoid-Induced Osteoporosis (GIOP)
  • 発表場所: Honolulu, USA
  • 年月日: 2007-09-17
• [学会発表] グルココルチコイドは培養骨芽細胞においてsecreted frizzled-related protein 3(Sfrp3)の発現を増加させる (2007)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三、河手久弥、高柳涼一
  • 学会等名: 第25回日本骨代謝学会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2007-07-19
• [学会発表] Wntシグナル遺伝子の一塩基多型(SNPs)と骨密度の関連解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三、足立雅広、河手久弥、高柳涼一
  • 学会等名: 第49回日本老年医学会学術総会
  • 発表場所: 札幌
  • 年月日: 2007-06-21
• [図書] 別冊・医学のあゆみ「骨粗鬆症-臨床と研究の最新動向」(福本誠二編集 ステロイド骨粗鬆症の予防と治療) (2008)
  • 著者名/発表者名: 大中佳三、高柳涼一
  • 出版者: 医歯薬出版株式会社