研究課題/領域番号 |
19591113
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
山本 克也 神戸大学, 大学院医学研究科, 非常勤講師 (60306199)
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研究分担者 |
松井 利充 神戸大学, 大学院医学研究科, 准教授 (10219371)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2007年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | TFL遺伝子 / 遺伝子導入 / 細胞周期 / 細胞内局在 / 癌抑制遺伝子 / アポトーシス / ノックアウトマウス / FISH |
研究概要 |
我々は形質転換した濾胞性リンパ腫におけるIgK遺伝子との染色体転座から、6q25に位置しリンパ球に発現する新規癌抑制遺伝子候補TFLを同定した。TFLには2つのスプライスバリアントP58TFL、P36TFLが存在し、いずれもBa/F3やJurkat細胞に過剰発現させると、Rbリン酸化の抑制を介してG1期からS期への移行が抑制された。またP58TFLは細胞質内に顆粒状に存在し、P-bodyマーカーとの共局在も認められた。CCCHタイプのジンクフィンガーを有しP-bodyと局在するP58TFLは、Rbの上流の分子の転写後調節を介して、細胞増殖の制御に重要な役割を果たすと考えられた。
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