研究課題/領域番号 |
19591156
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
膠原病・アレルギー・感染症内科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
中島 裕史 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (00322024)
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研究分担者 |
須藤 明 千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教 (50447306)
渡辺 紀彦 (渡邊 紀彦) 千葉大学, 医学部・附属病院, 講師 (20375653)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2008
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研究課題ステータス |
完了 (2008年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2008年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2007年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 気管支喘息 / 難治化 / IL-17 / IL-23 / Th17細胞 / IL-25 / STAT6 / T-bet / STAT4 |
研究概要 |
アレルギー性気道炎症におけるIL-23-Th17細胞経路の役割を解析し、IL-23はアレルギー性気道炎症の局所において産生され、Th17細胞の分化と好中球性炎症を誘導するとともに、Th2細胞による好酸球性炎症にも促進的に作用すること、一方、Th17細胞自体もIL-17A非依存的な機構でTh2細胞により誘導される好酸球性気道炎症を増強することを明らかにした。近年、Th17細胞依存性気道炎症はステロイド抵抗性であることが示されており、IL-23-Th17細胞経路は喘息の重症化/難治化との関係が示唆される。本研究成果により、喘息患者におけるIL-23-Th17細胞経路の役割の解明が進み、重症喘息の新規治療法開発へと進展することが期待される。
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