研究課題
基盤研究(C)
本研究では真皮線維芽細胞から神経栄養因子arteminがサブスタンスPによって誘導されることに着目し、その機能を検証した。Arteminはアトピー性皮膚炎病変部真皮に蓄積しており、皮膚末梢神経伸長に関与するとともに末梢神経のTRPV1発現増加に貢献することを確認した。TRPV1はヒスタミン誘導性の痒みに関与するとされるが、実際arteminの受容体(GFRα3)のノックアウトマウスではcompound48/80による掻破行動が生じなかった。Arteminはアレルギー炎症と温度知覚過敏性そう痒に関与する分子と考えられ、新しい痒み治療戦略の標的分子としても期待がよせられる。
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