統合失調症の遺伝子治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 19591347
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 精神神経科学
• 研究機関: 浜松医科大学
• 研究代表者: 和久田 智靖 浜松医科大学, 医学部, リサーチアシスタント (80444355)
• 研究分担者: 松崎 秀夫 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (00334970) ; 岩田 泰秀 浜松医科大学, 医学部, 助教 (10285025) ; 土屋 賢治 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任助教 (20362189) ; 須田 史朗 浜松医科大学, 医学部, 助教 (40432207) ; 杉原 玄一 浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 特任助教 (70402261)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• 研究課題ステータス: 完了 (2008年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2008年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2007年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 統合失調症 / AKT / X線照射モデル / 神経新生 / Akt

研究概要

我々は統合失調症にみられる海馬Aktの発現減少が統合失調症の症状を惹起するとの仮説を立てた。この仮説に基づき独自に開発したラットX線照射モデルを用いて, このモデルに見られる行動異常や脳組織病理所見を遺伝子の中枢神経細胞への選択的導入で修復できるかどうかを検証したが、導入したラットの解析では有意な効果が認められなかった。以上の理由により, 本研究計画については本年度内限りで中止することを決定した。

研究成果

• [雑誌論文] Perinatal asphyxia reduces dentate granule cells and Exacerbates methamphetamine-induced hyperlocomotion in adulthood (2008)
  • 著者名/発表者名: Wakuda T, Matsuzaki H, Suzuki K, Iwata Y, Shinmura C, Suda S, Iwata K, Yamamoto S, Sugihara G, Tsuchiya KJ, Ueki T, Nakamura K, Nakahara D, Takei N, Mori N.
  • 雑誌名: PLoS ONE 3 ページ: 3648-3648
  • 査読あり
• [雑誌論文] Irradiation in adulthood as a new model of schizophrenia (2008)
  • 著者名/発表者名: Iwata Y, Suzuki K, Wakuda T, Seki N, Thanseem I, Matsuzaki H, Mamiya T, Ueki T, Mikawa S, Sasaki T, Suda S, Yamamoto S, Tsuchiya KJ, Sugihara G, Nakamura K, Sato K, Takei N, Hashimoto K, Mori N.
  • 雑誌名: PLoS ONE 3 ページ: 2283-2283
  • NAID: 120005313164
  • 査読あり
• [雑誌論文] Perinatal asphyxia reduces dentate granule cells and Exacerbates methamphetamine-induced hyperlocomotion in adulthood. (2008)
  • 著者名/発表者名: Wakuda T, Matsuzaki H, Suzuki K, Iwata Y, Shinmura C, Suda S, Iwata K, Yamamoto S, Sugihara G, Tsuchiya KJ, Ueki T, Nakamura K, Nakahara D, Takei N, Mori N.
  • 雑誌名: PLoS ONE 3
  • 査読あり
• [雑誌論文] Irradiation in adulthood as a new model of schizophrenia. (2008)
  • 著者名/発表者名: Iwata Y, Suzuki K, Wakuda T, Seki N, Thanseem I, Matsuzaki H, Mamiya T, Ueki T, Mikawa S, Sasaki T, Suda S, Yamamoto S, Tsuchiya KJ, Sugihara G, Nakamura K, Sato K, Takei N, Hashimoto K, Mori N.
  • 雑誌名: PLoS ONE 3
  • NAID: 120005313164
  • 査読あり
• [雑誌論文] 統合失調症と神経幹細胞 (2007)
  • 著者名/発表者名: 松崎秀夫, 岩田泰秀, 鈴木勝昭, 森則夫
  • 雑誌名: 分子精神医学 7(2) ページ: 21-26
• [雑誌論文] 統合失調症と神経幹細胞 (2007)
  • 著者名/発表者名: 松崎 秀夫, 岩田 泰秀, 鈴木 勝昭, 森 則夫
  • 雑誌名: 分子精神医学 7(2) ページ: 21-26
• [学会発表] Neurogenesis correlates sensorimotor gating via activation of hippocampal Akt (2007)
  • 著者名/発表者名: Matsuzaki H, Wakuda T, Iwata Y, Seki N, Suzuki K, Suda S, Takei N, Tohyama M, Mori N.
  • 学会等名: The 37th annual meeting, Society for Neuroscience
  • 発表場所: San Diego, CA, USA
  • 年月日: 2007-11-06
• [学会発表] Neurogenesis correlates sensorimotor gating via activation of hippocampal Akt (2007)
  • 著者名/発表者名: Matsuzaki H, Wakuda T, Iwata Y, Seki N, Suzuki K, Suda S, Takei N, Tohyama M, Mori N
  • 学会等名: The 37th annual meeting Society for Neuroscience
  • 発表場所: SanDiego, CA, USA
  • 年月日: 2007-11-06
• [学会発表] 神経新生は海馬AKT の活性化を介して感覚運動系制御に関与している (2007)
  • 著者名/発表者名: 松崎秀夫, 和久田智靖, 関規寛, 岩田泰秀, 鈴木勝昭, 武井教使, 遠山正彌, 森則夫
  • 学会等名: 第50回日本神経化学会
  • 発表場所: 神奈川県横浜市
  • 年月日: 2007-09-11
• [学会発表] 神経新生は海馬AKTの活性化を介して感覚運動系制御に関与している (2007)
  • 著者名/発表者名: 松崎 秀夫, 麺久田 智靖, 関 規寛, 岩田 泰秀, 鈴木 勝昭, 武井 教使, 遠井 正彌, 森 則夫
  • 学会等名: 第50回日本神経化学会
  • 発表場所: 神奈川県横浜市
  • 年月日: 2007-09-11
• [学会発表] 脳内神経再生の修飾による統合失調症の新しい治療法開発の試み (2007)
  • 著者名/発表者名: 和久田智靖, 松崎秀夫, 岩田泰秀, 関規寛, 鈴木勝昭, 武井教使, 遠山正彌, 森則夫
  • 学会等名: 第29回日本生物学的精神医学会
  • 発表場所: 北海道札幌市
  • 年月日: 2007-07-11
• [学会発表] 脳内神経再生の修飾による統合失調症の新しい治療法開発の試み (2007)
  • 著者名/発表者名: 松崎秀夫, 和久田智靖, 土手基慶, 岩田泰秀, 鈴木勝昭, 遠山正彌, 森則夫
  • 学会等名: 第34回日本脳科学会2007年6月8日
  • 発表場所: 島根県出雲市
  • 年月日: 2007-06-08
• [学会発表] 統合失調症病態モデルとしての子宮内仮死経験ラットの検討 (2007)
  • 著者名/発表者名: 和久田智靖, 松崎秀夫, 土手基慶, 岩田泰秀, 鈴木勝昭, 遠山正彌, 森則夫
  • 学会等名: 第34回日本脳科学会
  • 発表場所: 島根県出雲市
  • 年月日: 2007-06-08
• [学会発表] 脳内神経再生の修飾による統合失調症の新しい治療法開発の試み (2007)
  • 著者名/発表者名: 松崎 秀夫, 型久田 智靖, 土手 基慶, 岩田 泰秀, 鈴木 勝昭, 遠山 正彌, 森 則夫
  • 学会等名: 第34回日本脳科学会
  • 発表場所: 島根県出雲市
  • 年月日: 2007-06-08